できるときに英語!

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英語ニュースの見出しの読み方


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英語ニュースの見出しの読み方

英字新聞やテレビのニュースで見出しを見ると

単語が並んでいるだけで意味が分からないなぁ、、

と思うことありませんか?

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よく見慣れた英文とは違い、見出しは、

省けるものを省いてスッキリさせよう

という概念で作られているからです。

日本語でも同じで、見出しは少ない単語で短くスッキリさせていますよね!


英語の見出し、簡単なルールをいくつか覚えてしまえば、すっと意味が入ってくると思います。

英語見出しの5つの基本ルールをまとめました。

英語の例文は過去に読んだ英字新聞などで実際に使われていたものです。

Be動詞を省く

文章の英文で使われるbe動詞は、見出しでは省略します。

例えばこちらの見出し、

2 Van Gogh paintings found by Italian police

イタリア警察 ヴァンゴッホの絵画を2枚発見


この見出しを英文として読むと、

絵画が見つけた?何を?

など考えてしまいそうです。


見出しなので実はfoundの前にあるべきbe動詞が省かれています。

Two Van Gogh paintings were found by Italian police.

2枚のヴァンゴッホの絵画がイタリア警察によって発見された。

ということです。


単なる過去形の動詞があれば、

前にbe動詞が省略されている受身形かも、

と読めば意味がとおることが多いと思います。

隠れたbe動詞です。


過去のことでも現在形を使う

Mt.Aso erupts violently

阿蘇山 激しい噴火


これは動詞が現在形ですが、実際に事が起きたのは過去の話です。

阿蘇山が一昨日噴火した、

という過去のことを伝える記事ですが、見出しでは動詞が erupts と現在形です。

現在形を使うほうが躍動感があるからです。


強調したい場合などは、見出しでもそのまま過去形で置いておくこともあります。


未来のことを to + 動詞の原形 

Belgian king, queen to visit for 6 days

ベルギー国王と王妃、6日間の来日 (予定)


この見出しも、動詞がないけどどういう意味?と思ってしまいそうです。

文章にすると

Belgian king and queen will visit for six days.

の意味で、未来の予定になります。

To + 動詞の原形(to 不定詞)が未来のことを表しています。

Be 動詞 + to 不定詞で未来の予定を表す are to visit でareが省略されている形ですね。


コロン:で説明

U.S think tank: N.Korea may be building new submarine

シンクタンク北朝鮮の新潜水艇建設を示唆

コロンの前にあるのは、発信者や情報源を表します。

北朝鮮の新潜水艇建設という情報が米シンクタンクによるものということが分かります。


A, the の冠詞やピリオドは省く

Museum helps local birds thrive


文章にするなら、

The museum helps local birds thrive. 

とmuseum の前に the が欲しいです。

見出しでは a や the の冠詞と文末のピリオドは省かれます。


まとめ

基本的なルールを5つ、簡単にまとめてみました。

とりあえず、

Be動詞が省かれる

過去の話も現在形

未来のことはto+動詞の原型

この3つを知っておけば、見出しの意味が分かると思います。


私も最初は、どういう意味?!と思うことがよくありました。

省かれているものを補ってあげれば、なるほど〜!とスッキリするはずです。

英語の見出しを読むとき、ぜひ省かれているものに注意して読んでみてくださいね☆